みなさん、自分のお墓について考えたことはありますか？
先祖代々のお墓に入るのか、新しく建てるのか・・最近では樹木葬も増えてきたように思います。
残された人たちに、お墓の管理という負担をかけたくないけど・・・お参りには来てほしいな。とか考えていませんか？
終活を始めようとエンディングノートなるものを書き始めましたこともあり、私自身ただいま悩み中です。
今まで生きてきた生い立ち(思い出したくもないような鬱々とした前半戦）を描きとめていたのですが、今なお、人生波瀾万丈の只中にいることに気が付きました。
ただ、同じ波瀾万丈でも自分の意志で「死んだように生きていたくない！！」という一心で人生の冒険者となった時から少しづつ、生きてるって楽しいと思えるようになってきました。
それまでは早く寿命が尽きる事を願いながら娘・嫁・妻・ご近所付き合いだけに時間を費やしてきました。
バスタオル１枚自分で買うことができない、同居なのにインフルエンザでも保育園の送り迎えをしなければならない。仕事中にもかかってくる義父母から「孫が泣き止まないんだけど！帰ってこい！」の電話。
やっと娘を寝かしつけても、終電で帰ってくる旦那さんを迎えに駅まで車を走らせて。帰り道車内で咳き込んだら「風邪か？やめてくれよな。俺に移すなよ！！」ありがとうも、お疲れさまもない会話に悶々とした日々。私自身片親で苦労してきたので、娘を片親にはしたくない一心で毎日毎日が長距離走している気分でした。
そんな時転機が訪れました。ショッピングセンターでふらりと立寄った「お試し占い５００円」
占い師さんは言いました。「あなた、５２才で死にかけるわ。そこを切り抜けたら８０才以上生きるからね」
私と娘は、「うっわ！あんまり時間残されてないね」と笑って聞き流しました。
数か月後、酒に酔って暴れた夫が娘に暴力を振るおうとしました。それを必死で止めた時、私はパニック障害の発作を起こしてしまいました。
驚いた夫が抱きしめてなだめてくれ、発作は落ち着きました。しかし、心はどこかに行ってしまった私はこのまま消えてしまおうと車を遠く遠く走らせました。何も考えられず、ただただ涙が流れ落ちます。ダムの側にある公園まで来た時、やっと娘の顔が頭に浮かびました。「置いてはいけないなぁ・・・」家に戻る決心し、また車を走らせました。
その時「５２才で死にかけるわ」という言葉を思い出しました。
あと何年かで死ぬなら、こんな生活もういいや。新しい冒険に出よう！と突然モチベーションが上がったのです。
娘の進学に合わせ、私も新しいスタートを切りました。
生活は楽ではないけれど、自分のために生きてる幸せを実感し、心に余裕を持てるようになりました。
日々、人や物や、働けること、食べられることに感謝していたら「生きるって楽しいな。もっと長く生きてみたいな」って思うようになってきました。
「長生きしたくない」と言っている私を見ていた娘も「長生きしたってつまらない」と言い、他人に無関心になっていました。しかし、無謀なチャレンジをして失敗しても「あー！人生楽しい」と言っている私を見て彼女の心にも変化が現れました。「自分の人生は自分で選ぶ！自己責任だからこそ思いっきり楽しめる」そして現在。私と娘は顔を見合わせ「長生きしたいね～」と笑うのです。
みなさん【寿陵 じゅりょう】という言葉をご存じでしょうか？
「寿陵」 (じゅりょう）とは、生きているうちに自分のお墓を建てることをいいます。
寿陵=生前墓となっており古くから3つの徳を招くと言われており・長寿・家内円満・子孫繁栄の徳があるといわれております。寿陵は、中国古来より生きているうちにお墓を建てる事は、長寿となり大変縁起の良いこととされており、いくつかの古文書では寿陵のことを「寿蔵」や「寿堂」と書かれている場合もあります。中国古代の秦の始皇帝や歴代王朝の皇帝は寿陵を建設しており、日本も古くから古墳を建設していますがこれは寿陵となっており聖徳太子をはじめ昭和天皇も寿陵を立てていたことが、日本書紀や徒然草に記されておりエジプトのピラミッドも寿陵として建設されています。
引用：霊園ナビ https://reien-info.jp/word/juryou.php
寿陵（じゅりょう）のメリット
①墓石のデザインや好みの場所を健康な時に選ぶ事ができる。
終活ブームということもあり、お墓参りに行った際、個性的なお墓を見かけるようになってきました。
好きな形にしたり、好きな言葉を彫ったりと様々です。
②生前にお墓を用意していると、残された方たちの負担を減らすことができる。
生前にお墓を用意していないと、残された人が法事・遺品整理等をしながら墓地や霊園の手配をしなければならず、時間的にも経済的にも負担がかかります。
③健康な時期に、自分が満足するお墓を作ることで人生のモチベーションが上がる。
これからの人生を前向きに捉え、１日１日を大切に生きていくことができるようになるのではないでしょうか。
都市型納骨堂のススメ
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今のお墓が遠くにありなかなかお参りに行けない
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