みんなしっかり覚えてね 『いかのおすし』はみんなを守る合言葉!!

生活

先日、宮城県登米市の子ども園に刃物男が侵入した事件がありました。子どもたちを守ったのは「いかのおすしが届きました」という危険を知らせる合言葉でした。

5分ほどこの園の辺りをうろついていた容疑者に気づき、不審に思った職員は「雨が降りそうだから中に入りましょう」 と園児に声を掛け園内に避難させました。さらに同僚に対して「いかのおすしが届きました」 と声を掛けたといいます。

1メートルほどの柵を乗り越え侵入した容疑者は、刃渡り12センチの包丁で職員に切りかかり、もみ合いとなりましたが男性職員4人が協力して容疑者を取り押さえ、警察に引き渡すことができました。

園では防犯意識が高く、不審者を見つけたときの合言葉「いかのおすしが届きました」を使っての防犯訓練などを行っていたそうです。

小学校の防犯教室で習うことも多い【いかのおすし】
ご家庭でも今一度いかのおすしのおさらいをしてみてはいかがでしょうか?

子どもを犯罪から守るには、「いかのおすし」を繰り返し教えることが大事です。具体的な例を挙げて、イメージと言葉、両方で覚えるのが良いと思います。

いか

いか・行かない

知らない人・怪しい人にはついて行かないようにしましょう。

お母さんが病気(ケガ)で入院したから連れて行ってあげる。連れてくるようお母さんから頼まれた。

大切なペットが逃げ出して困っている。一緒に探してほしい。

カードゲームのレアカード見せてあげるからうちに遊びに来ない?

駅までの道がわからないから、連れて行ってほしい。

いろんな言葉に危険が潜んでいます。

の・乗らない

車に乗って、案内してほしいと言われたら、どうやって断ったらいいでしょう?

「わかりません。大人の人に聞いてください」

「知らない人について行けない」とはっきり伝えましょう。相手を怒らせないよう伝えることも大切です。

言えないときは、そのまま逃げましょう。

知っている人だと油断してしまうかもしれません。ご家族で何かあったときの連絡先や、決めた人以外はついて行かないよう子どもに伝え、親子で一緒に確認することがとても大切です。

お・大声でさけぶ(防犯ブザーを鳴らす)

声かけ・つきまといは、子どもが一人になった時を狙って発生していることが多いです。
「すこしでもイヤだな」「こわいな」と思ったら、恥ずかしがらず、迷わず大声を出して助けを呼ぶこと、防犯ブザーを使うよう教えてください。

お子さんの持ち物には防犯ブザーをきちんとつけているご家庭も多いと思います。

いざという時に作動しないのでは困るので、電池が切れていないか時々チェックしましょう。合わせて使い方もお子さんと一緒に確認しましょう。とっさの時でも慌てず対応できるようにしておきましょう。

す・すぐ逃げる

お子さんの通学路や、自宅と習い事の間の道路など、お子さんの行動範囲を書き出して、ここで何かあったらこのお店に逃げるんだよ。この道には誰々のお家があるからそこに逃げてね。など、なにかあったら駆け込める場所の確認をしましょう。
地域には、こども110番の家もあるとおもいますので、あらかじめお子さんと確認しておきましょう。

し・大人の人に知らせる

怪しい声掛けや、車からカメラを向けるなどのつきまとい行為があっても、親に言わないで黙っているお子さんもいます。大したことじゃない、親に心配かけたくない、いつも忙しそうだから・・・。様々な理由で親に話すことをやめてしまうことがあります。子どもの様子が「いつもとちょっと違うな」と気になった時は、やさしく声をかけてあげましょう。

変だな?イヤだな。と思ったら「大したことはなかったから、通報しなくてもいいか」と思わず、どんなことでも親や学校の先生に話すよう伝えてください。そして必ず警察への通報をしてください。地域の防犯メール等に登録しておけばそういった情報をみんなで共有でき、防犯意識の高まりが期待できます。
大切なお子さまをGPS端末で見守り 「soranome(ソラノメ)」

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110番こどもの家とは・・・

★ 子供が「誘拐や暴力、痴漢」など何らかの 被害に遭った、または遭いそうになったと助けを求めてきたとき、その子供を保護し、警察、学校、家庭などへ連絡してくれる地域ぐるみで子供たちの安全を守ってくれるおうちの事です。私の地域では、区長さんのお宅が任されていますが、お住いの自治体にご確認お願いいたします。

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