先日チラチラと初雪が降りました。あちこち道路工事も増えて、あー冬だなぁと感じています。
また一つ年を取るのか・・・って考えていたら、友人の終活の話を思い出しました。
ある日、彼女から小物や服をもらってほしいと連絡がありました。(おさがりかな?)と気にも留めず彼女に会いに行きました。
彼女は、病気の親戚の世話や育児、仕事と相変わらず忙しそうでした。
そんな彼女の口から「今、終活中だから断捨離しているの」と聞かされました。
私は冗談だと思い笑ってしまいましたが、彼女はいたって真剣でした。
「健康面に問題があるわけじゃないけどさ、いつ何があるかわからないから身軽にしておこうと思って」と。
確かにお互いの両親も年を取り、病気やケガで病院のお世話になることも多くなってきた頃でした。
あれから数年。子供も手がかからなくなり、昨年、母を亡くした私は「終活」が身近なことに思えてきました。
そもそも終活って何から始めればいいのか?
というか何をするの?
私は、とりあえず彼女のように断捨離を始めました。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より
調べてみると、一般的な「終活」の定義は上記の内容が多かったです。
2,500冊の本を10分で!本の要約flier(フライヤー)
私個人としては、終活カウンセラー協会の定義する「終活」の方がしっくりきました。
『終活カウンセラー協会』より
終活の具体的な内容としては・・・
エンディングノートを作成
エンディングノート(終活ノート)は、今まで生きてきたことを振り返り、現在の自分の状況を把握して、将来、どうしたいかを考えてまとめて書き込むノートです。
死ぬためのノートではなく「未来へのノート」です。
物事だけでなく、日記のように自分の正直な気持ちを書きましょう。
誰にどんな想いを伝えたいか、年を重ねるごとに想いも変わるので、日記のように書き足していきましょう。
エンディングノート(終活ノート)の内容はもちろん自由です。
よく書かれている内容としては、
・「ありがとう」と言いたい人をリストアップする
・お子さんの名前の由来や生まれた時の様子
・過去に住んだところ、旅先など思い出・愛着のある土地について
・現在の自分の状況 サークル、定期購入している商品などの契約について
※貯金や持ち物、不動産について貯金口座やクレジットカードについては、一つひとつ詳しく記しておいた方が良いようです。
保険やその他契約内容をチェックする
・通院・入院した場合、自分の加入している生命保険でいくら保険金がおりるか。
・受取人について
・保険証券の保管場所
自分の宗旨宗教をチェックする
私もそうなのですが、自分の実家の宗旨宗派がわからないという方も多いようです。
例えば、親、親戚に聞いても曖昧なとき。
お墓のあるお寺さんがある場合は、お寺さんを調べるとすぐわかりますので、調べておいた方が良いようです。
実家の墓に入らないなど決まっている方は、実家の宗旨に合わせなくても大丈夫なんだそうです。
知らなかったです。
終末期医療の希望を伝える
終末期医療と一言でいっても「する・しない」という簡単なものではないようです。
「延命治療しますか?しませんか?30分で決めてください」母が危険な状態で病院に呼び出された兄が言われた言葉です。当時病院には家族でも一人しか行けないときでした。
本人の希望がなかった場合、家族は本当に困ります。その決断した内容を一生これでよかったのか?と自問自答することになります。
実際病気になってみないとピンときませんが、以下の内容について考えておくと家族の悩む負担が軽減されるのではないでしょうか?
・延命のための人工呼吸器の使用
・抗生物質の強力な使用
・胃ろう増設による栄養補給の可否
・鼻チューブ(経鼻からカテーテルを挿入し経管栄養材を投与する)からの栄養補給の可否
・点滴による水分補給
※緩和ケア病棟のある病院でもこのようなことを記す事前指示書を配布しているところもあるようです。
終活・葬儀で悩む「戒名」について
NHK学園や読売文化センターなどで戒名口座を開催している【本寿院】
「戒名は高い?安い?」という本が出版されたときは、 たくさんの反響があったようです。
人生でそう何度も経験することではない葬儀・法事・供養・位牌・墓・散骨など。 まさにたくさんの方が悩んでいる問題です。
院号居士
院号大姉
居士
大姉
信士
信女
死んでからもランク付けされるんですね。
お布施とはいえ払える金額には人それぞれ限度がありますよね。
以下の項目に当てはまる方はぜひサイトをチェックしてみてくださいね。
終活を通して自分を見つめ直し、自分らしく生き生きとした人生を楽しみましょう!
■戒名もなく、俗名のまま葬儀をした方
■数年前に亡くなった両親はまだ戒名を授かってない
■残された者に迷惑をかけたくない
■新しい名前で生きなおす仏教の知恵
仏壇のポータルサイト「いい仏壇」
全国・365日24時間対応の葬儀レビ
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