終活、みんないつから始めてる? そもそも『終活』ってどんなこと?

モチベ

先日チラチラと初雪が降りました。あちこち道路工事も増えて、あー冬だなぁと感じています。

また一つ年を取るのか・・・って考えていたら、友人の終活の話を思い出しました。




当時、友人の息子さんが小学生になったばかりの頃です。

ある日、彼女から小物や服をもらってほしいと連絡がありました。(おさがりかな?)と気にも留めず彼女に会いに行きました。

 

彼女は、病気の親戚の世話や育児、仕事と相変わらず忙しそうでした。

 

そんな彼女の口から「今、終活中だから断捨離しているの」と聞かされました。

私は冗談だと思い笑ってしまいましたが、彼女はいたって真剣でした。

「健康面に問題があるわけじゃないけどさ、いつ何があるかわからないから身軽にしておこうと思って」と。

確かにお互いの両親も年を取り、病気やケガで病院のお世話になることも多くなってきた頃でした。



 

あれから数年。子供も手がかからなくなり、昨年、母を亡くした私は「終活」が身近なことに思えてきました。

 

そもそも終活って何から始めればいいのか?

というか何をするの?

私は、とりあえず彼女のように断捨離を始めました。

 

終活(しゅうかつ)とは「人生の終わりのための活動」の略。人間が自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉である。
                         『ウィキペディア(Wikipedia)』より

 

調べてみると、一般的な「終活」の定義は上記の内容が多かったです。

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私個人としては、終活カウンセラー協会の定義する「終活」の方がしっくりきました。

「終活」は「人生の終焉を考えることを通じて、自分を見つめ、今をより良く自分らしく生きる活動」
                            『終活カウンセラー協会』より

 

終活の具体的な内容としては・・・

エンディングノートを作成

エンディングノート(終活ノート)は、今まで生きてきたことを振り返り、現在の自分の状況を把握して、将来、どうしたいかを考えてまとめて書き込むノートです。

 

死ぬためのノートではなく「未来へのノート」です。

 

物事だけでなく、日記のように自分の正直な気持ちを書きましょう。
誰にどんな想いを伝えたいか、年を重ねるごとに想いも変わるので、日記のように書き足していきましょう。

 

エンディングノート(終活ノート)の内容はもちろん自由です。

よく書かれている内容としては、

・「ありがとう」と言いたい人をリストアップする

・お子さんの名前の由来や生まれた時の様子

・過去に住んだところ、旅先など思い出・愛着のある土地について

・現在の自分の状況  サークル、定期購入している商品などの契約について

※貯金や持ち物、不動産について貯金口座やクレジットカードについては、一つひとつ詳しく記しておいた方が良いようです。

 

 

保険やその他契約内容をチェックする

・通院・入院した場合、自分の加入している生命保険でいくら保険金がおりるか。

・受取人について

・保険証券の保管場所

 



 

自分の宗旨宗教をチェックする

私もそうなのですが、自分の実家の宗旨宗派がわからないという方も多いようです。

例えば、親、親戚に聞いても曖昧なとき。

お墓のあるお寺さんがある場合は、お寺さんを調べるとすぐわかりますので、調べておいた方が良いようです。

 

実家の墓に入らないなど決まっている方は、実家の宗旨に合わせなくても大丈夫なんだそうです。

知らなかったです。

 

 

終末期医療の希望を伝える

終末期医療と一言でいっても「する・しない」という簡単なものではないようです。

 

「延命治療しますか?しませんか?30分で決めてください」母が危険な状態で病院に呼び出された兄が言われた言葉です。当時病院には家族でも一人しか行けないときでした。

 

本人の希望がなかった場合、家族は本当に困ります。その決断した内容を一生これでよかったのか?と自問自答することになります。

 

実際病気になってみないとピンときませんが、以下の内容について考えておくと家族の悩む負担が軽減されるのではないでしょうか?

 

・延命のための人工呼吸器の使用

・抗生物質の強力な使用

・胃ろう増設による栄養補給の可否

・鼻チューブ(経鼻からカテーテルを挿入し経管栄養材を投与する)からの栄養補給の可否

・点滴による水分補給

 

※緩和ケア病棟のある病院でもこのようなことを記す事前指示書を配布しているところもあるようです。

 

 

お葬式やお墓の希望について

お葬式は元気なうちに葬儀社にいき、事前相談することも珍しくないそうです。

 

自分の入るお墓がある場合はその宗旨で執り行うのが一般的ですが、自分の希望、規模、内容、場所、誰に声をかけてほしいかなどを事前に相談しておくこともできます。

できるだけ自分の希望にあった最期にしたいですよね。

 

「お葬式って言い値なんじゃ?」と思っていたのですが、見積りがとれるんですね~

だいたい3か所くらいの葬儀社から見積もりを取ると良いようです。

葬儀の一括見積もり



 

もちろんお墓に入るということは、自分はもうこの世にはいないわけなのですが・・・。

 

私が結婚し同居していた時の話です。
夫の祖母が亡くなったとき、納骨するため墓石をずらした時、その場所(骨壺を納める)を初めて見ました。

『絶対ヤダ!!こんな暗くて狭い場所で永眠したくない!!』と心底思いました。

 

お墓がなくても思い偲んでくれれば十分です。なので、私は樹木葬を希望しています!



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こういった比較サイトなら高い見積もりの葬儀社を断るストレスも不要ですね。

 

終活を仕事にする



一般社団法人終活協議会監修【終活ガイド上級(1級)資格】

終活カウンセラーという資格もあるんですねー。

エンディングノートの有用性がわかっていても、なかなか行動に移すことって難しいです。

 

終活カウンセラー2級検定では「自分のエンディングノート」が書ける知識が身につくそうです。

 

終活ガイド上級資格(1級)では、医療・介護・保険・相続・葬儀・お墓など、終活にかかわるすべてのお困りごとに対応できる内容となっていて、終活で悩んでいる方の相談を受け解決することができるレベルだそうです。

 

必ずみんなが迎える最期。

 

現実を見据えたうえでこそ、恐れずに楽しく自分らしく生きていけると思いませんか?。

 

そして、自分らしく最期を迎えることを自分でプランニングするというのも楽しそうです。

 

数年前、占い師に、私は50代で死にかけると言われました。もちろんそれを聞いて、特に不安になったり、そのまま信じたりすることはありませんでした。

 

ただ、漠然とですが・・・残り少ない人生なら『死んだように生きていたくない』という思いが芽生えたように感じました。

 

辛いことも、悲しいことも、苦しいことも、自分で選んだ自由な世界なら耐えられると思いました。

 

そして、自由になるための行動を起こした私は、山あり谷ありいろんな事がありました。それでも、責任は全て自分という生活をとても楽しんでいます。

 

楽しいだけではない毎日を、全ては経験なんだと味わいつくすことが楽しみになっています。

 

終活・葬儀で悩む「戒名」について

NHK学園や読売文化センターなどで戒名口座を開催している【本寿院】

 「戒名は高い?安い?」という本が出版されたときは、 たくさんの反響があったようです。

人生でそう何度も経験することではない葬儀・法事・供養・位牌・墓・散骨など。 まさにたくさんの方が悩んでいる問題です。

院号居士
院号大姉

居士
大姉

信士
信女

死んでからもランク付けされるんですね。
お布施とはいえ払える金額には人それぞれ限度がありますよね。

以下の項目に当てはまる方はぜひサイトをチェックしてみてくださいね。

終活を通して自分を見つめ直し、自分らしく生き生きとした人生を楽しみましょう!

ランクに関係なく戒名授与は3万円

手元供養のつちぼとけ

■戒名もなく、俗名のまま葬儀をした方

■数年前に亡くなった両親はまだ戒名を授かってない

■残された者に迷惑をかけたくない

■新しい名前で生きなおす仏教の知恵



 

仏壇のポータルサイト「いい仏壇」

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いつまでも大切にしたい家族のために、戒名授与

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